万力公園「万葉の森」は、かつて笛吹川の氾濫によって村人を悩まし続けた水難所であった。
万力という地名は、「万人の力を合わせたような強固な堤を築けるように」との願いをこめて名付けられたと伝えられています。
「万葉の森」は、笛吹川の清流と恵まれた自然林を守り生かしながら万葉集に登場する動植物を通して、万葉の世界に触れることの出来る憩いの場です。
山梨市は、甲府盆地の東部に位置し、市内を流れる笛吹川、重川、日川の三川がもたらす豊かな自然の中に多数の名称や史跡が点在し、肥沃な大地から生産される果実は、新鮮で味も抜群です。
市の中央を笛吹川が流れ、辺に広がる万力公園万葉の森では、万葉集に歌われている動植物が多数飼育自生している他、1300年の時の流れを超えて万葉歌の世界に触れる事が出来ます。
又、室町時代に足利尊氏が夢窓国師を開山として創建したといわれる国宝清白寺や武田家と関わりが深く、主要な建物のほとんどが国重要文化財にしていされている窪八幡神社、山梨岡神社永昌院、天神社等があります。
万力公園「万葉の森」は、かつて笛吹川の氾濫によって村人を悩まし続けた水難所であった。
万力という地名は、「万人の力を合わせたような強固な堤を築けるように」との願いをこめて名付けられたと伝えられています。
「万葉の森」は、笛吹川の清流と恵まれた自然林を守り生かしながら万葉集に登場する動植物を通して、万葉の世界に触れることの出来る憩いの場です。
笛吹川フルーツ公園は、果樹王国やまなしにふさわしいフルーツをテーマとした都市公園です。桃の花の咲く頃は、富士山をバックにピンクの絨毯を敷いたような甲府盆地が一望できます。
また、四季を通して夜景は素晴らしい!!
室町時代、武田信満、信虎、信玄のそれぞれの時代にそれぞれの様式で改築修理が行われ、和様、宗様、天竺様の建築手法の融合をみていると、歴史のるつぼの中にいるようである。
もともとは、東国鎮護のために清和天皇の命で、笛吹川の川中島に建立、その後現在地に移されたもの、重要文化財が11件ある。
山梨市の東部、桃やぶどう畑に囲まれた中に建つ古刹。
1333年、足利尊氏が夢窓国師を開山とし創立した臨済宗妙心寺派の寺院で、本尊は釈迦如来、山号は海涌山である。
高貴な女性の立ち姿を思わせる仏殿は、木造の一重もこし付き、入母屋造りで国宝に指定されている唐様建築の代表的なもので、棟木の墨書から建立は応永22年(1415年)と確認されている。
千手観音をまつっていることから観音堂とも呼ばれている。
大石山には大山祇命をまつる大石神社がある、境内の大きな御影石(花崗岩)は御神体で、高さが12m、周りが67mあって、本県随一といわれている。
烏帽子石、屏風石、影向石、産屋石、浮舟石、百足石、指門石、甲石など、全山の奇岩群は目を見張るものばかりで、まさに自然の極致と言える。
この地は古くから奇岩群を訪れる文人墨客、観光客などが跡を絶たない。
陽春のころは、大石山の松の緑と紅のつつじの織なす色彩のコントラストも見事である。
石森山は日本書紀の頃、日本武尊がご東征の折、立ち寄られたと伝えられ、この山に岩石と森林があったことから、石森山の地名がついたと誌す。
巨人(デーラポッチ)伝説は全国各地にあるが、この石森山もその一つ。
デーラポッチが落とした土くれが丘になったといわれている。
山梨市の下石森にあり、平坦な果樹地帯の中にポツンと盛りあがっている。
高さは13mほど、広さは約1,2ha。
山梨県指定文化財の山梨岡神社本殿がある丘全体が赤松の巨木とつつじで覆われ、春の盛りは松の肌と緑、つつじの朱色が美しい。
平安時代の「古今集」に「塩の山差出の磯に住む千鳥。
天下の名勝・差出の磯は奈良・平安の時代の昔から文人墨客が訪れ、その感懐を詩歌や絵画に残している。
亀甲橋から根津橋までは、コチドリ、イカルチドリ等の生息地で、保護区になっている千鳥の名所でもある。
帯名山(1,347m)は果樹地帯・山梨市の最高峰。
山頂付近はドーム状をしていて、芝で覆われている。
アヤメとリンドウ、芝スキーで有名。
アヤメは6月中、下旬、山頂を埋めるように咲き乱れる。
リンドウは秋。
草丈は10~20cmで、あちこちに薄紫の可憐な花をつける。
林道から山頂まで徒歩で20分ほど、裸山なので「富士山」「南アルプス」「奥秩父」などが一望できる。
また、途中にある太良峠からの甲府の夜景は素晴らしい。